休みあけ1月9日から授業が始まった金沢工業大学のキャンパスの様子をお伝えする「金沢工業大学の一日」シリーズ。

今回は、令和6年1月18日に扇が丘キャンパス 23号館1階パフォーミングスタジオで行われたロボティクス学科2年の「プロジェクトデザイン実践」の授業の模様です。

金沢工業大学では、MITやスタンフォード大学など世界の主要な大学で導入されている"工学教育の世界標準"「CDIO」（Conceive、Design、Implement、Operate：考え、設計し、実行し、操作?運用する）をカリキュラムの主柱である「プロジェクトデザイン教育」に取り入れています。

「プロジェクトデザイン実践」は2年次後学期に開講されます。

ロボティクス学科では、組み込み技術者育成を目的に一般社団法人組込みシステム技術協会が開催している「ETロボコン」をテーマに、ロボティクス学科向けにアレンジした競技を設定し、コンペ形式で競います。モデリングによる分析?設計手法を学び、ロボットの開発?検証を行う実践的な授業です。

プログラミングはC言語で行われ、?ETロボコンの公式ソフトウェアプラットフォームの１つとして採用されているMindstorms EV3用の開発プラットフォーム「TOPPERS/EV3RT（Real-Time platform for EV3）」を使います。