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武市祥司教授と金子真由美さんの論文が、論文?論説部門において「工学教育賞」を受賞。教員の指導を伴う準正課活動が、学生の成績に対して有意な影響を与えていることを定量的に分析

公益社団法人日本工学教育協会第70回年次大会が日本大学理皇冠体育-澳门皇冠体育@駿河台キャンパスにて9月7日から9日にかけて開催され、武市祥司教授(経営情報学科)と金子真由美さん(大学院 工学研究科ビジネスアーキテクト専攻 博士前期課程 修了生)が共同で執筆した論文が論文?論説部門において「工学教育賞」を受賞しました。

「工学教育賞」は、工学教育の向上に寄与したものと評価された論文の執筆者に授与されるものです。

論文題目:正課外活動の教育効果の体系的な検証の試み:金沢工業大学の準正課活動の実証

著者:武市祥司教授、金子真由美さん

論文概要:

正課科目と関連した課外活動である準正課活動の教育効果について、活動への参加の有無が、大学生にとってのハードスキルである学業成績(学力)とソフトスキルである汎用的能力(人間力)に及ぼす影響を定量的に比較して検証した。学業成績では、5か年分の約15,000名の学生のGPAを比較した結果、準正課活動に参加経験のない学生よりも、参加経験のある学生の成績が統計的に有意に良いことが判明した。一方、 GPAの経年変化からは、参加学生の方がGPA向上の傾向が低いことから、準正課活動への参加は、学業成績全般に対してより好ましい影響を及ぼす効果や学習転移が期待できる証拠は得られなかった。また、汎用的能力では、社会人基礎力の12能力要素について、目安として示された5段階のレベルのどれに該当するかを自己評価する横断的なアンケート調査を実施した結果、ストレスコントロール力を除く11の能力すべてにおいて、学年が上昇するにしたがって自己評価値が上昇していることが判明した。さらに1年次の自己評価には統計的に有意な差がないが、2年次以降には、参加経験のある学生の方が、参加経験のない学生よりも、自己評価値がより向上していることが明らかになり、従来の様々な研究結果と同様の知見、すなわち準正課活動への参加は汎用的能力の向上に寄与することを確かめられた。

受賞理由:教員の指導を伴う準正課活動が、学生の成績に対して有意な影響を与えていることを定量的に分析していることが高く評価され、受賞に値するものと認められました。

【関連リンク】

第26回(2021年度)工学教育賞結果の皇冠体育-澳门皇冠体育@

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsee/70/3/70_3_104/_pdf/-char/ja

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