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学生がBoeing Externship Programの最終発表会で発表。ボーイング社のオンライン講義を受講し、空港における感染症を防ぐための技術を提案

12月4日にBoeing Externship Programの最終発表会がオンラインで開かれ、金沢工業大学 航空システム工学科?大学院機械工学専攻の学生5名のチームが、プレゼンテーションを行いました。

Boeing Externship Programは、ボーイング社が教育分野における活動の一環として、大学生を対象に実施しているものです。プログラムでは、ボーイング社の社員が参加大学の学生を対象にオンライン講義を行います。また、学生は航空宇宙分野に関連したプロジェクトに大学ごとに取り組み、活動成果を発表します。

今年度、発表テーマとして提示されたのは、「国内線?国際線の旅行における、感染症の拡大を防ぐための方策?技術の提案」で、国内線?国際線で安全な空の旅ができるようにするアイデアが求められました。参加したのは6大学(金沢工業大学、久留米工業大学、岐阜大学、名古屋大学、東北大学、北海道大学)で、最終発表会では、活動成果をそれぞれ5分で提案しました。

金沢工業大学の学生チームの発表テーマは「The Solutions for Congestion at Baggage Claim Areas in Airports―Ideas to Reduce Crowded Places and Close Contact―(空港の手荷物受取所での混雑についての解決策 ―混雑した場所と接触を避けるためのアイデア―)」。チームは、手荷物受取所で発生する長い待ち時間、混雑の問題に注目し、スマートフォンのアプリ、ICタグを使った手荷物受取所のシステムを提案しました。手荷物受け取りの3つの具体的な方法として、①入場制限を加えたベルトコンベア ②自動手荷物預け入れ機 ③乗客の最終目的地への自動配送 を提案しました。皇冠体育-澳门皇冠体育@感染症の状況下で、効果的?安全に人の活動と感染症対策をコントロールできるアイデアとしてプレゼンテーションし、発表後にはボーイング社から評価をいただきました。プレゼンテーションはすべて英語で行いました。

今回の発表にあたって、学生たちは事前に2回のリハーサルを行い、英語教育課程の教員の指導もあり、回を重ねるごとに発表内容?発表資料を洗練させていきました。また、発表テーマの「手荷物受取所での混雑緩和対策」は、コロナ禍での航空輸送における大きな課題で、他の大学も同様のテーマを取り上げており、時宜にかなったものであると言えます。その中でも本学の学生チームは、既存のシステムとの適合性も考慮した現実的な提案を行いました。

今後も、本プロジェクトの参加者が増えて、参加した学生が航空業界で共通するテーマに関心を持つとともに、他大学の学生との「他流試合」を通して、さらに成長する契機をつかむことが期待されます。

プログラム参加メンバー

梅田佳奈さん(大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士前期課程1年)

野村毅さん(大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士前期課程1年)

山下智裕さん(大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士前期課程1年)

内山佳惟さん(皇冠体育-澳门皇冠体育@ 航空システム工学科4年) ※最終成果 発表者

喜多琉歩さん(皇冠体育-澳门皇冠体育@ 航空システム工学科4年)

2020年度のBoeing Externship Program スケジュール

10月9日 Boeing Overview

10月23日 Technology

11月6日 Boeing Global Services – Commercial Services

11月20日 Aircraft Finance Overview

12月4日 Wrap up session、Students’ Project Presentation

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Boeing Externship Program

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