小栗 和幸


教授・博士(工学)

小栗 和幸

OGURI Kazuyuki
最終更新日 2024/04/05

■略歴
1975年
 
3月
 
愛知県立横須賀高等学校 卒業

1979年
 
3月
 
名古屋工業大学 工学部 金属工学科 卒業

1981年
 
3月
 
東北大学大学院 工学研究科 金属材料工学専攻 博士課程前期 修了

1981年
 
4月
 
株式会社豊田中央研究所 

1993年
 
1月
 
三菱重工業株式会社 名古屋航空宇宙システム製作所 

1995年
 
5月
 
三菱重工業株式会社 ドイツDASA(現A@rbus)研究部門 派遣 

2012年
 
4月
 
金沢工業大学 工学部 機械系 航空システム工学科 教授 

2018年
 
4月
 
金沢工業大学 工学部 航空システム工学科 教授 



■専門分野
専門:表面技術、航空宇宙材料

■研究業績
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■学生へのメッセージ

修士課程での研究後、自動車と航空宇宙機のメーカー2社の研究開発部門で、材料の表面機能を向上させる研究を行ってきました。材料そのものの性能向上が限界に達してきている現在、材料の表面を改質することにより性能や機能を向上させる技術の開発は、極めて重要です。本学赴任後も、引き続き航空宇宙用の各種材料に関する研究に邁進しています。
世界は、脱炭素化の大きな潮流の中、たとえば自動車分野ではCASE(コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化)という複合領域での新たな技術革新が求められており、航空宇宙分野においても、電動航空機や超音速旅客機の開発等で従来の枠組みにとらわれない取り組みが進められています。そして、これらの新分野においては、まさに表面技術による各種機能の高度化が求められています。
また、想定外の新型コロナウィルス感染拡大により、抗菌/抗ウィルス技術に注目が集まっており、当研究室においては、抗菌/抗ウィルス特性を発現する新しい表面改質技術の研究開発も行っています。
これまでの研究生活を振り返ると、自分が関心を持ったことを突き詰めていったように感じています。学生のみなさんも、関心を持つ技術分野で活躍できるように、本学で知識を習得するとともに、知恵の獲得を進めることを願っています。



■担当科目
材料力学  航空材料  航空システム専門実験・演習A  プロジェクトデザインV(小栗和幸研究室)  航空宇宙材料  EARTH&SPACE環境機械工学研究(小栗和幸)  環境表面工学特論  

■所属学科
工学部 航空システム工学科