皇冠体育-澳门皇冠体育@

图片

記事詳細

「World Robot Summit」で夢考房RoboCup@Homeプロジェクトがクラス準優勝。ロボティクス学科がサポートするYumekobo Juniorが「Robotics for Happiness賞」を受賞

金沢工業大学の2チームが、「World Robot Summit 2020愛知大会」に参加し、夢考房RoboCup@Homeプロジェクトがクラス2位(NEDO理事長賞)の成績をおさめました。また、ロボティクス学科がサポートするYumekobo Juniorのチームがジュニアカテゴリーの「Robotics for Happiness賞」を受賞しました。

「World Robot Summit (WRS)2020愛知大会」は9月9日(木)~12日(日)にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)とオンラインで開催されました。金沢工業大学からは、下記の2チームが参加しました。

?夢考房RoboCup@Homeプロジェクト KIT Happy Robotチーム(Junior Category/Home Robot Challenge/リアルサイズクラスに出場)

?ロボティクス学科 出村研究室(Service Robotics Category/Future Convenience Store Challenge/遠隔参加部門に出場)

また、ロボティクス学科がサポートする高校生チーム「Yumekobo Junior」もHome Robot Challenge リアルサイズクラスに出場しました。

夢考房RoboCup@Homeプロジェクト KIT Happy Robotチーム

夢考房のフィールドからオンラインで参加したRoboCup@Homeプロジェクト

夢考房RoboCup@Homeプロジェクトが参加したHome Robot Challengeは、19才以下の学生が自作のロボットを利用し、家でロボットが活躍できる斬新的かつクリエイティブなアイデアをチームで発表するものです。競技会は、スキルチャレンジ、オープンデモンストレーション、テクニカルインタビューという3つのパートから成り立っています。

夢考房チームは、初歩的なロボット技術の習得のため1年生4人を中心としたチームで参加。機体には上級生が開発した既存のロボットHappy mimi Gen1を活用し、チームメンバーが作成したプログラムを使いました。デモの前々日に発表される2種類のタスクに従い24時間以内にプログラムを提出するスキルチャレンジをこなすとともに、オープンデモンストレーションとして「ゴミを分別して捨てる」「人の指示を聞いてペットボトルかカップ麺を運ぶ」デモを行いました。大会中、チームは9月9日と9月11日の2回、デモンストレーションを行いました。9日のデモでは、オンライン接続の失敗と走行時の一部のエラーで時間を超過してしまいましたが、11日のデモではこれらのミスを修正し、想定通りのデモンストレーションを行うことができました。12日に表彰式が行われ、4チーム中2位の成績を収めました。

夢考房RoboCup@Homeプロジェクトの大会メンバー

出村研究室チーム

ロボティクス学科の出村研究室は、大学院生1人、学部4年生6人、3年生2名のチームでFuture Convenience Store Challengeの遠隔参加部門に参加しました。

この競技は、ロボット技術によりコンビニエンスストアの従業員の負担を軽減し、顧客に新たなサービスを提供する未来のコンビニエンスストアを実現することを目的とした競技です。競技には以下の3つのタスクがあります。

1. 陳列?廃棄タスク:おにぎりやお弁当などの商品の陳列や廃棄

2. 接客タスク:ロボット技術を利用した接客サービスの提供

3. トイレ清掃タスク:トイレの便器と床清掃

競技会参加にあたり、住友重機械工業から協働ロボット「Sawyer(ソーヤー)」 を提供いただきました。「Sawyer」は、住友重機械工業が国内販売を行う、人と一緒に安全に作業ができる協働ロボットです。出村研究室と住友重機械工業は、Sawyerの活用?ポテンシャルを追求することを目的として、4月より産学連携の取り組みをスタートさせています。柔軟な関節構造と高い安全性というSawyerの特長を生かし、食品産業分野の自動化などでの活用を検討するとともに、ロボットの活用をさまざまな中小企業に提案し、自動化のためのロボット活用の実証実験を進めています。今回の競技会参加に向けた開発、競技会への参加を通して、Sawyer活用の知見を蓄積することができました。

また、三協立山株式会社タテヤマアドバンス社から、競技会用のロボットの仕様にあわせて新規設計された、陳列?廃棄タスクのための次世代スライド棚(陳列棚)のプロトタイプを提供して頂きました。このスライド棚に、出村研究室が開発した電子回路と制御ソフトウェアを搭載し、大会では、ロボットと次世代スライド棚で競技に臨みました。

惜しくも入賞とはなりませんでしたが、今後の研究?開発の知見を蓄積することができました。

出村研究室のSawyerと次世代スライド棚

Yumekobo Juniorチーム

Yumekobo Juniorチームは、前述のHome Robot Challengeに参加しました。Yumekobo Juniorはロボティクス学科の教育研究活動の一環で、出村教授がアドバイザを務めています。メンバーは、金沢市立工業高校2年生1名、金沢錦丘高校1年生2名、金沢二水高校1年生1名のメンバー4名のチームです。チームはジュニアカテゴリーのRobotics for Happiness賞を受賞しました。

Yumekobo Juniorチーム(大会表彰式の配信より)

KIT金沢工業大学

  • Hi-Service Japan 300
  • JIHEE
  • JUAA
  • SDGs

KIT(ケイアイティ)は金沢工業大学のブランドネームです。

Copyright © Kanazawa Institute of Technology. All Rights Reserved.